大乗寺文書 「応瑞書簡」(6) 円山応瑞筆 紙本 寛政7年3月
|
資料をクリックすると拡大画像が表示されます。
|
御□成頼上候
一 試筆祝儀御陰ニて賑々敷
相勤辱奉存候御約束之通
十二支之内試筆可差上候處
早春以来又々主水不勝候ハバ
引籠がちニ罷任候テ兎角畫
事出来兼難儀仕候右故
御約之品も心外延引ニ相成候
志かし此節追々快方ニ
罷成候故近々ニハ相認可申
存候
一 諸家並ニ弟子中へ早々御手
製珍品被遣 ニ落手仕早々ニ
為持遣候以先私 宜敷々々御禮
可申上候旨相頼候
一 此烟草甚少ニて赤面仕□□
薩州御家中 到来仕候ニ付
任幸便進上仕候御常用ニ
相成候ハバ可為本意候何分
急便故申残(候)以上
三月七日 圓山右近
大乗寺様
|
応瑞書簡
寛政7年3月と考えられる。(佐々木丞平京都大学大学院教授)
病気がちの応挙の様子がわかる。
|
Copyright (C)Kameisan Daijyo-ji All rights reserved. |