大乗寺文書 「応瑞書簡」(3) 円山応瑞筆 紙本 制作年月不明
|
資料をクリックすると拡大画像が表示されます。
|
二白
先便鯉表具料金子
二両被遣下 ニ落手仕候
此節そうげ軸甚六ケ敷
御座候ニ付木軸ニ仕候故金子
残御座候何卒見合げ軸
下直ニ求候て可指上と申付
置候依而残金御預申置候
一 先便ハ御存無之う満
い物見事之品御出入方
被送下皆々江も相分チ
賞味仕候御序ニ宜敷御禮
可申希候 以上
極月十二日 圓山右近
心城様
|
応瑞書簡
鯉とは「龍門鯉魚図」で、その表具代を受け取った旨の手紙。「龍門鯉魚図」の款記から、寛政元年12月12日の書簡と考えられる。(佐々木丞平京都大学大学院教授)
|
Copyright (C)Kameisan Daijyo-ji All rights reserved. |