大乗寺 円山派デジタルミュージアム
Daijyoji Temple Digital Museum of the Maruyama School
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大乗寺文書 「応瑞書簡」(7) 円山応瑞筆 紙本 寛政7年正月


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御書面拝見仕候春暖
相成候處弥御壮健被成
御座珍重奉存候然者今般
御使被下殊更如毎年
御札被下置謹而頂戴仕候
誠ニ不相替難有奉存候
且又
大佛宮様江若布一巻
献上被成候條是又 ニ落手仕候
近々参殿仕披露可仕候
 一 御手製葛一袋
 一  〃 若布
 一  〃 巣海苔
右之品々被送下辱拝受仕候
毎々被寄思召候段厚辱奉存候
早々賞味仕大慶至極奉存□
其外和哥布家々へ被遣候
条是又早々相達由候先以私 
宜敷御禮申呉候様被相頼候
扨又呉駒長澤之画之儀
當春ハ方々出来之約ニ御座候
所猶今出来不仕さて々々
氣毒千萬奉存候思召候段も
如何ニ奉存候へ共何分多用之
□□ニて不任心庭恐入候仕合ニ
御座候乍然茂早近々ニ者
是非共出来為致可申□
左様仕承知可被下且又今度
 □銀五十弐匁 画セん紙

応瑞書簡

寛政7年正月の書簡と考えられる。(佐々木丞平京都大学大学院教授)



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